全てが零から始まるなら 全ては零に終わるのか相手に期待をしない事で 円滑に進む事が在るでもそんな関係は虚しく いつも不安に駆らる 築き上げた関係が 時と共に風化する培ってきた関係が 一瞬で無に帰する 捉えて離さない恐怖感 捕えて放さない罪悪感 全て…

飛べぬ揚羽蝶と鳴かぬ金糸雀

美しく切ない物々は朽ちて果てし溶け沈む叶わぬ夢と化し疎通繋がれ儘に悪し様痛 届かぬ言葉の端に秘た真実だけが危うく歪く 誠なんぞ求め知らぬ嘯く故に与え得らん 現の幻夢を欲する勿れ 今宵の随に陶酔せしめん 偏に汝 享受 泡沫の愛 亡き標

暮れる街に沈む人影

消えた物を探してる 見えていた なのに掴めなかった 過去を取り戻したい 訳ではないのに 届かなかった 想いに惑う 夢は終わり 最早 目覚める他に道は無い

砕けた儘変わらぬ心

強きを求め歩み続けた 時が絶てば良いのかと 歳を喰えば善いのかと 大人に成れば平気だと 賢く為れば大丈夫だと 本気で信じていたのに 何も変わらない 何処も進まない 如何も返れない 何時も同じなんだ 子供じみた儘 屁理屈を吐き 強がりを見せ 大人と威張る…

漣出るは動乱の果て

互いに犯さし有様に 奇しくも違わぬ影容 刃交えし触合に 悲しくも嗄れぬ言霊

途惑い纏いし幼子と不条理な秘密を宿し母

母は言うた 「流るる時は常に変わらず 限り在る日に追われ猶」 僕は思う 「何故皆知らぬのだらう 何故皆気づかぬのだらう」 人は言うた 「万物は在るべくして 其処に存在している」 僕は思う 「在る事と居る事は 似て非なる物なのだと」 母は言うた 「如何に…

悲しみに咲く華は美しく 喜びに芽吹く華は輝かしい

移り行くは世の常と 変わり行くは人の性 流れ行く時の中 止まらぬ時を思うのか 過ぎ去りし日々に焦燥し 掴めぬ心に恋い焦がれ 朽ちぬ悲しみに暮れるのか 君が慕った日々 君が愛でた人 君が想ったその心 失う事を恐れるよりも 得た日々を喜ぶ事を 君が思うよ…

流るる日々と忘れ難し想いを紡ぐと結局は一つの変わらぬ河へ辿り着く

君に出逢い某が始まり 僕に別れ某が終わり 某は仮染めで在るのに真実だと違わぬ 某が幻で在るのに現の事だと違わぬ オロカシクアサマシイ僕 我本当は知っていて解そうとはしなかった 理由も無く欲していたから 君が出逢い僕の別れ そんなものは在るが無いも…

降り注ぐ純白

時が刻む事を止める瞬間深々と津々と音を喰い消し景色を飲み込み其の全てを我が物と須らく舞い降りたる無垢な白き精霊 心を魅了して止まん刹那な微弱なる力然し乍何の力も及ばぬ永遠の時を切り取る其の全てを押し止める進む事も戻る事も其の時だけは永遠だか…

絆という脆弱故に強固である楔

故に滑稽 故に尊い 簡単に切れる 無意識に 絡まり 綻び ぷっつりと それは まるで 蜘蛛の糸の様に意識すれば 殊更のコト 脆い 弱い そして 危うい しかし 一つ一つの絆は弱い だからと言って 絆が一つしか無いとは 決して 言えない他者との絆は 繋がりであり…

人は慣れによって傲慢になりえる

当たり前だと思うから感謝しなくなる そぅはなりたくなかったいつ何時でも 其処に在る 些細な幸せを 享受し 噛み締め 失わぬ様 亡くさぬ様 守らねばならなかったというのに安らぎが欲しかった だから 安らげるよう在りたかった なのに 結果として辛く在る 意…

幸せは感じ取るものであるはずなのに、人は幸福を計ろうとする

幸せを無くさない為に自分に言い聞かせてきた言葉が実は自らの幸せを放棄するかの様な意味を持っていた今迄、僕は幸せを思い違っていたのだろうか。 否、幸せには様々な形がある。人によって千差万別。欲する量も質も、決まった形態などなぃ。 貪欲に自らの…

一つ一つ 紡いだ想い 溢れるばかり 何時だって約束 在れば 唯 連なり 深く 其の儘に 満たされ様と 求めている良かろうが 悪かろうが そんな事 知りとうない今此処に在れば それでいい何も望まないから 何如奪わないで 何も欲しくないから 何如犯さないで 嘲…

紡ぐ今結んだ約束

本当にありがとぅ

積もり行く想い往く

忘れがたしは 流るる時に 逆らうる張り詰めれば 切れゆる 緩めれば 絡まろうそれ以外 何も無ゐ 何も望まぬ だから 手の内に 口惜し鳬 そんな輩 知りとう無いわ 忘れるが宜し 悔し鳬 馳せて 繋いだ 手の中 一つだけ 残した約束 朝 柔らかに 紡ぎだし 風 今は…

流るる

其の時が流れ去るは刹那であるが 其の時が在りしは永遠である 今を生きる僕達は 去りし未来に縛られて 来たる過去に捕われる 足掻こうとしても無駄 人として生るのには 掴まらなければ 隠れた迚逃げた迚 気付けば此処に在るではないか 唯一の方は 怠惰に眠る…

時は止まる事を知らず

然し乍 進み行くわけでなく 唯、流れ行くのみ 時に意味を付けたのは人であり 時に縛られしも又、人である

進み往く時の中で多くの物を得て そして失っていく 得ようという物に過度の期待を寄せるべからず 失っていく物に過度の想いを寄せるべからずひとえに今手の内に在る物を離さぬ様に 去り往く時がせめて優しい物で在ります様に

をみた。 実は今までの人生は夢で、自分は元来存在なんてしてなくて、あたしが居なくても全ては元通り動いてる。 夢が夢でよかった。開いた穴は必ず何かで塞がるものだと知った

知らなきゃわからなかったのに、知ってしまったから気付いてしまった 当たり前が当たり前で無くなった日から失うことを知った

人生

色んな人生を歩んできた人がいて、色んな考えを持っていて、殆どの人は自分の為に人生を謳歌してて、後悔は在るかもしれない、けど、自分で決めて自分で歩む人生に自信や誇りを持っている。 私のバイト先でもさ、学生の人や主婦、フリーター、大工見習いに元自…

優しさ

Forgiveness is the fragrance the violet sheds on the heel that has crushed it.私は何時だって甘えていたんだ。

如何なさいました

否、特に突起した事はございませんよ 何を書こうも 何も浮かばないだけでありましょう 無は何時だって無でしかなく 有は如何したって有なのですから 意識其の物が有なのです 無は其処に在ればもう既に有なのです 有は在れど無は在ってはならぬ 無に遇ったな…

詰まる所

私は 音痴で リズム感が無い 唯其れだけ

音楽

曲もリズムも歌詞さえも身体の内に融け込るのに頭では理解出来やしない ゆるゆると身体に染み渡り脳髄までも侵食し、気付けば無くては生きられない 然し乍 何時だってそうだ 手の内に容れようならば、するりと抜け出し 頭で分析しようならば、複雑に絡み合う …

あたりめとするめ

あたりめはもともと落語とかから来た言葉。 するめの『する』は「すり減る」や「財産などが擦り切れる→無くなる」と言う忌み語にあたり、その『する』を良い意味の『あたり』に替えたとこから来ているらしいです! って、今ラジオでやってた。 受け売りです。

欲する儘に求めて 何を得ようと言うのか 貪欲で在ればこそ、手に出来るものがある 貪欲で在ればこそ、得ることが出来ることがある 然し、欲するだけじゃ得られないものがある。 大切なのに皆忘れている

再会

喜びと共に何かが押し寄せる 共にいた時間は消え得る事は無い 思い出としていつまでも光り輝く しかし、別れた時から別な時間を生きている 何も知らない 互いに別な道を歩んでいるから 時間は共有されない 積もりゆくそれは 新しき思い出として光り輝く だか…

故郷

自分の力で歩む為あの日捨てた故郷何も持たず何も知らぬ街へ先に進む事に恐れはない後悔はしないと決めた過去を求めないと誓った前だけを見て歩こうと傷だらけになっても泥塗れになっても 三年が過ぎた 自分がやってきた事に戸惑いを感じる様になった だから…

あたたかいのだろうか 優しいのだろうか 帰る場所其処には安らぎがある 皆が持っていて 焦れる物