如何なさいました

否、特に突起した事はございませんよ
 
何を書こうも
何も浮かばないだけでありましょう
 
無は何時だって無でしかなく
有は如何したって有なのですから
 
意識其の物が有なのです
無は其処に在ればもう既に有なのです
 
有は在れど無は在ってはならぬ
無に遇ったなら
意識其の物が無でなくてはならぬ
 
さすれば如何か
 
今其処に在るから迚其れが有だとは限らん
其処に在るという意識其の物が無かも知れぬ
 
あわや世界が在って亡い様な物
まるで時の様じゃ
あな恐ろしや
 
此処に居ては為らぬ