優しさ
Forgiveness is the fragrance the violet sheds on the heel that has crushed it.
私は何時だって甘えていたんだ。
如何なさいました
否、特に突起した事はございませんよ
何を書こうも
何も浮かばないだけでありましょう
無は何時だって無でしかなく
有は如何したって有なのですから
意識其の物が有なのです
無は其処に在ればもう既に有なのです
有は在れど無は在ってはならぬ
無に遇ったなら
意識其の物が無でなくてはならぬ
さすれば如何か
今其処に在るから迚其れが有だとは限らん
其処に在るという意識其の物が無かも知れぬ
あわや世界が在って亡い様な物
まるで時の様じゃ
あな恐ろしや
此処に居ては為らぬ
詰まる所
私は
音痴で
リズム感が無い
唯其れだけ
音楽
曲もリズムも歌詞さえも身体の内に融け込るのに頭では理解出来やしない
ゆるゆると身体に染み渡り脳髄までも侵食し、気付けば無くては生きられない
然し乍
何時だってそうだ
手の内に容れようならば、するりと抜け出し
頭で分析しようならば、複雑に絡み合う
私に力が無いだけか
欲
欲する儘に求めて
何を得ようと言うのか
貪欲で在ればこそ、手に出来るものがある
貪欲で在ればこそ、得ることが出来ることがある
然し、欲するだけじゃ得られないものがある。
大切なのに皆忘れている
再会
喜びと共に何かが押し寄せる
共にいた時間は消え得る事は無い
思い出としていつまでも光り輝く
しかし、別れた時から別な時間を生きている
何も知らない
互いに別な道を歩んでいるから
時間は共有されない
積もりゆくそれは
新しき思い出として光り輝く
だからこそ、再会を喜ぶ
然し乍、取り残されるような焦燥感にかられる
これが淋しさか